2.収益性の問題点
貸宅地の問題点として、収益性が非常に低い事もあげられます。地代の目安は「固定資産税の3倍」と言われています。
仮に1,000円で30坪貸しているとすると地代はたったの月30,000円です。地域によっては駐車場1台程度の金額です。少ない地代から固定資産税、都市計画税、不動産所得税を払うと残りはいくらになるでしょうか。そこで地代を値上げようと交渉しても、供託されたり、拒否されたりすることがあるのです。
□収益性の比較検討
(例)杉並区の住宅地に100坪の土地を所有している場合
・アパート:
ワンルーム15室×68,000円=1,020,000円 年収=12,240,000円
・駐車場:16台×30,000円=480,000円 年収=5,760,000円
・貸宅地:100坪×800円=80,000円 年収=960,000円